50過ぎ女1人でアメリカ一周48州をレンタカーで走り抜けた。総集①

アメリカ一周のきっかけは些細な事。やろうと思えば、出来るんだと実感しました。

50歳を過ぎた私は、それなりに幸せだと思っていました。仕事も、一人で暮らすアパートもあり、贅沢はできないけれど自由だと感じていました。その自由とは、毎日往復3時間の通勤時間と、ベビーシッターの仕事、優しいオーストラリア人の顧客主、そして家で疲れた体を休める静かな部屋でした。

借金もなく、友達も僅かにいて、休みの日にYouTubeを見ながらご飯を食べるのが楽しみでした。なぜか何時も空腹でご飯を食べる事だけが楽しみでした。

ニューヨークに住んでいるのに、空しい自分を認めたくなかった。だから食べて食べて、お腹を一杯にして寝るしかない日々が続いたんだと思う。寂しくて、空しくて、でもどうしたらいいか判らなかった。

どうしたら幸せになれるのだろう? その答えをくれたのが、私の仕事の雇用主でした。彼女が二番目の子供を妊娠した時に本当に嬉しかったのですが、自分を振り返った時に「私はこの世の中に何も生み出していない」事に気づいてがショックでした。自分自身誇れるものがない、何も自分自身を楽しませることをして来ていないと言う事です。

こんな単純な動機で大好きなアメリカを隅々まで見てみよう。すべての州を回ってみようと思い、思い立ってから一か月半後には、アメリカをレンタカーで走っていました。コツコツ溜めた貯金を大切に抱えて。

アメリカの宿は、予約する前に治安を確かめなきゃいけないんだ

初日青い空に広いハイウェイ。スムーズにドライブを楽しんで気分は「ドラマの主人公」のような気分でした。朝のラッシュも、気遣う仕事もなく心も体も浮かれに浮かれていました。初日はこれからのお金を節約するために、トラックストップで車中泊する事に決めて、トラックストップに行きました。

其処には、何処から集まって来るのか巨大なコンテナを積んだ何トンものトラックが東京ドーム並みの駐車場に集まってきていました。見渡す限り大型トラックです。遠くの方のトラックは見えません。私が脇道に駐車して様子を見ている最中も、ブォーブォーと音を立てながらトラックがひっくりなしに入ったり、出たりしていました。

そんな所に、私の車を止めると目立つので止めました。

宿も知らない、土地勘もない、暗くなってきた「さー、どうしよう。。」とびくびくしていたら、そのトラックストップの横にドライバーの為の安宿とハンバーガーのお店があったのでホッとして部屋を借りることが出来ました。

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ホッとしながら、その宿に荷物を運んでいると、遠くから私を見ている人、ウロウロしている人、タバコを吸いながら携帯で話しチラチラ見ている人、最後には、上からバケツの水が落ちてくるという最悪な宿でした。水は私に命中しなかったので良かったですが、やばそうな人だったので、文句も言えずすごすごと部屋に入りました。

お部屋は普通のモーテルでお湯も出るしベットもきちんとしていました。外に出て、ハンバーガーを食べようと思ったのですが、またじろじろ見られるのが嫌で部屋で炊飯器でご飯を炊いて缶詰で夕食にしました。

宿に入って一番心配だったのが、誰かが夜中に入ってくる事です。私が1人なのを近くで見ていた人達は知っていますし、アメリカ人のがたいのデカい男にやられたら一発です。それで、ドアの前に空けられてもすぐ入ってこれない様に、椅子を2つ置きました。相手が戸惑っている間に電話、もしくは大声を出せるようにしていました。

ビクビクしながら寝たので寝られませんでしたが、何事もなく朝が迎えられてよかったです。

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